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3月21日(土)もんきりワークショップと小さな童謡コンサート〜春のまき〜

3月21日(土)春分の日、ティール・グリ—ンでは、春のイベントが続けてふたつ行われました。

午前の部は、もんきりワークショップ「紋切りで春のおたよりを作りましょう!」
5歳のお子さんから大人まで、たくさんの方が参加してくださいました。
まず、エクスプランテの松田牧恵さんより紋切りについてのお話がありました。
「紋切り」とは、江戸時代にあった優雅なあそび。
紙を折り畳んで型紙の通りに切ると、手の中に美しい「日本のかたち」が現れます。
この型紙が「紋切り型」です。
もともと「家紋」を描くために職人たちが考えた技術でしたが、「あそび」としても楽しまれていたようです。
松田さんが用意してきてくださった家紋クイズ。写真の文様は何でしょう?
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正解は、「はまぐり」
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「そろばんの珠」
どれも、祖先たちが暮らしの中で使いながら育ててきた文様です。美しく洗練され、ユーモラスで楽しいかたちがいっぱい!

私たちも「紋切り型」を使って「日本のかたち」を遊んでみましょう! ということでいよいよ紋切り遊びが始まりました。
まず、和紙を三つ折りにして、
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型紙の通りに切ると、“かたばみ”の出来上がり。
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朝、松田さんが公園で摘んできてくださった“かたばみ”となかよく並んでいます。
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ワークショップ用に用意してきてくださった型紙を使って、それぞれ好きなかたちに切っていきます。
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テーブルの上も春らんまん、いろいろな色とかたちが現れてきました。
次に、紋きりした文様をポストカードに貼りました。素敵なカードの出来上がり!
ちがうかたちを組み合わせたり、重ねてはったり、貼り方もそれぞれ個性豊かでおしゃれです。
皆さんの作品を壁に貼って、感想を述べあいました。
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こんなおしゃれな春のおたよりが送られてきたら、ワクワクしますね。

会期中、皆さんの作品は展示させていただきます。
ぜひ、ご覧くださいね。とても参考になりますよ。
エクスプランテの松田牧恵さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

午後の部は、小さな童謡コンサート 〜春のまき〜
ティール・グリ—ンでは、初めての童謡コンサート。「ヤギの会」の永田由利子さん、早田理恵さんをお迎えして楽しいコンサートが始まりました。
赤ちゃん連れの親子さんがいっぱいで中庭を開放しました。
パネルシアターを使い、春の情景とともに春のうたのコンサートのはじまり〜♪
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この日、登場した楽器もいろいろ、カリンバ、ウクレレ、トイピアノ、グロッケン、けん盤ハーモニカ、ハーモニカなどなど。
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「春よ 来い」「春の小川」のあと、
♪ずくぼんじょ ずくぼんじょ〜♪
手の中から出てきたのは・・・「つ・く・し」でした!
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「チューリップ」「たんぽぽさん」「さくら」が咲き、
♪ちゅっちゅ こっこ とまれ〜♪ と指人形をつかった遊びうたも。
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「やぎさんゆうびん」のくろやぎさん、しろやぎさんも加わり、すっかり春の風景が!
最後は「春が来た」、全部で16曲もの童謡を歌ってくださいました。
永田さん、早田さんの歌に合わせていっしょに歌うお父さま、お母さま、きっと幼い頃を懐かしく思い出されたことでしょう。
やさしい音色の楽器とあたたかみのあるお二人の歌声がティール・グリーンにひとあし早い春をつれてきてくれました。

美しい言葉とやさしい旋律の童謡、まるでおかあさんに抱かれているような温もりと安らぎがあります。
「ヤギの会」の若いお二人による童謡はとても新鮮でした。
参加してくださった方から「次は夏のまきをお願いします」との嬉しい言葉もいただきました。

「ヤギの会」の永田由利子さん、早田理恵さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
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ちっちゃなおみやげは、ポストカードとスタッフと一緒に作った折り紙のチューリップです。ちっちゃな春をお持ち帰りいただきました。

3月21日は、素敵な春分の日となりました。「春がきた!」

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by teal-green | 2015-03-23 22:46 | イベント情報

3月17日(火)エクスプランテ「春らんまん 紋切りで花あそび展」始まりました。

3月17日(火)より、エクスプランテ「春らんまん 紋切りで花あそび展」が始まりました。
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ご近所の出版社エクスプランテの人気シリーズ「紋切り型」の展示です。
紙を折りたたんで型紙のとおりに切り抜き、そっとひらくと美しい日本の紋が!
江戸時代から続く切り絵遊び「紋切り」。
人と自然の営みを写してきた美しい「文様」、小さな「かたち」に込められた先人たちの思いを知り、暮らしの中に「紋切り」を取り入れてみませんか。
今回は『花之巻』を中心に、「春らんまん・桜を楽しみましょう」ということでエクスプランテさんに紋切りの楽しみ方を提案していただきました。
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ティールーム奥には、桜の型を切り抜いた紙、紋切りを貼ったコースターを壁に貼りました。
窓辺には紙の糸にたくさんの小さな丸い和紙をはり合わせ、ガーランドのように飾りました。先につけた桜の紋切りが揺れてかわいいです。
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テーブルの上には、葉桜になった啓翁桜の枝に小さな桜の紋切りをはりつけ、下には桜の花びらを散らしました。一足早いお花見です。コースターもカラフルできれいです。
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ティールーム正面には、紋切りで作った掛け軸が。文字と色がポップでおしゃれです。
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「紋切り型」のシリーズには、こんなにたくさんの種類があります。
壁には、桜の紋切りを貼りました。
桜といっても形はさまざま、いろんな種類があります。
これは、私が実際に切ってみました。切り抜き、そっと開くときのどきどき・わくわく感が楽しいです。
和紙とはさみも用意してあります。お時間のある方は、紋切りを体験してみませんか!

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今回のケーキは、紋切りをつかった「さくらのケーキ」です。ケーキの上に桜の型紙を置き、粉砂糖を
かけました。紅茶または珈琲とあわせて680円です。
メニューカードにも桜の紋切り貼りました。いつものメニューカードがおしゃれに変身!
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外看板にも桜がいっぱい。この看板をみて見に来てくださる方もいらっしゃいます。

日本古来の美しい文様で遊んでみませんか。
お待ちしています。


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by teal-green | 2015-03-18 13:55 | 村長の日記2015

3月12日(木)上遠恵子さんのお話を聴く会

久しぶりに穏やかなお天気に恵まれた3月12日(木)の午前中、「レイチェル・カーソン日本協会」会長でありエッセイストの上遠恵子さんをお迎えして、「上遠恵子さんのお話を聴く会」が開かれました。
1月に告知したとたん、たくさんの方から参加申込みをいただき、この日30名近い方にお越しいただきました。埼玉、相模原など遠方の方もいらしてくださり、レイチェル・カーソンや『センス・オブ・ワンダー』への関心の高さをあらためて知りました。
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まず、上遠さんとレイチェル・カーソンとの出会いをお話ししてくださいました。

 上遠さんとカーソンとの出会いは、東京薬科大学を卒業し、大学の研究室にいた頃、昆虫学者であるお父さまから手渡されたのが『Silent Spring』(1962年)で、これが『沈黙の春』とレイチェル・カーソンという名前を知った最初だそうです。その後、1970年に『Since Silent Spring』(フランク・グレアム著 『サイレント・スプリングの行くえ』同文書院)が出てその翻訳のお手伝いをした時にカーソンの人となりや生い立ちを知ると、上遠さんの境遇とよく似ていることから親近感をもちました。「動機は感傷的なものだったんですよ」と微笑む上遠さん。その後、もっと詳しいことを知りたいとアメリカに手紙を出し、『House of Life : Rachel Carson at Work』(ポール・ブルックス著)を翻訳し1974年に『生命の棲家』(新潮社 その後『レイチェル・カーソン』に改題)をだしました。それから、『潮風の下で』(岩波書店)『海辺』(平凡社)『センス・オブ・ワンダー』(91年 祐学社、96年 新潮社)などの翻訳をはじめ、カーソンを皆に伝えたいと活動を続けています。

次にカーソンの生い立ちと『センス・オブ・ワンダー』の話になりました。
私がとくに印象に残ったことをお伝えしたいと思います。
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レイチェル・カーソン/著 上遠恵子/訳 森本二太郎/写真 新潮社 本体1400円

 カーソンが幼い頃、牧師の娘で教師の資格をもつ知的な女性であったおかあさんはカーソンと一緒に森を散歩し、自然界の仕組みについて体験的に教えてくれました。カーソン自身のセンス・オブ・ワンダー(不思議さに、目を見はる感性)は幼いときにおかあさんと一緒に育まれたものであったのです。

妖精の力にたよらないで、生まれつきそなわっている子どもの「センス・オブ・ワンダー」をいつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちがすんでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる必要があります。(P.23〜24)

そばにいる大人のひとりがおかあさんであることは幸せなことです。
幼い頃から、地球は人間だけのものではなく、自然界の生き物は皆がそれぞれ関わりながら助け合って生きていることを教えてもらい、彼女自身の“センス・オブ・ワンダー”を培ってきたからこそ、科学技術が発展し豊かさの時代に自然破壊というかげの部分を感じとる力があったのです。『沈黙の春』でバッシングにあったときでも、上遠さんのおっしゃる「“いのち”に軸足を置いた信念」があったので乗り越えることができたのです。

わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭を悩ませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないとかたく信じています。
 子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子ども時代は、この土壌を耕すときです。
 美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。そのようにして見つけだした知識は、しっかりと身につきます。(P.24〜25) 

これこそ『センス・オブ・ワンダー』のメインテーマです。
私たち大人は、子どものつぶやきや感動や疑問を受けとめ、ともに寄り添い分かち合う存在でありたいと思います。
子どものセンス・オブ・ワンダーを育てるためには、まず大人自身がセンス・オブ・ワンダーを持つことが大切なのです。
自然豊かなところに行かなくても、身近なところで一カ所をきめておき、毎日定点観測するのも、自然を仲立ちに親子の会話がすすみますよとのアドバイスもいただきました。

上遠さんが日本のノーベル賞受賞者の朝永振一郎博士の言葉を教えてくださいました。
不思議だなと思うこと、これが科学の芽です。
 よく観察したしかめる、そして考える、これが科学の茎です。
 そして最後に謎がとける、これが科学の花です。

これもまさしく『センス・オブ・ワンダー』の世界ですね。素敵な言葉です。

そして、最後に上遠さんが朗読してくださった文章は、
地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。
 地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることでしょう。」(P.50)

不安でいっぱいの今の時代に励ましとなる言葉です。
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上品で優しい笑顔が素敵な上遠恵子さん。上遠さんを通して、本質を見抜くカーソンの言葉をたくさん伺うことができました。レイチェル・カーソンと上遠さんがかさなって見えました。
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上遠恵子/著 翔泳社 本体1500円

2014年の7月にでた上遠さんの新刊です。
海洋学者で作家でもあるレイチェル・カーソンの生き様とカーソンが遺した言葉の数々を伝えています。
『沈黙の春』でカーソンが提起した問題は、東日本大震災、福島第一原発事故など、没後50年を経た現在も警鐘をならし続けています。今一度、カーソンの言葉に耳を傾けたいと思います。

この日、ティール・グリ—ンは「レイチェル・カーソン*カフェ」となりました。参加者の皆さん、メモをとりながら真剣に聴かれる方ばかり。ティータイムでも原発事故の話題などもあがり、和やかな中にも熱心な茶話会となりました。また、季節をかえて第2回「レイチェル・カーソン*カフェ」をオープンしたいと思います。
6月13日(土)にご近所の「lifestylecafe wacocoro」さんで上遠さんのお話を聴く会が開かれます。詳細がわかりましたらお知らせします。今回参加できなかった方、ぜひお出かけください。
上遠恵子さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。




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by teal-green | 2015-03-15 22:32 | 村長の日記2015

3月のティール・グリ—ン

三寒四温で春が近づいているとはいえ、毎日変わるお天気に体調を崩している方も多いのではないのでしょうか。どうぞお気をつけくださいね。

なとりちづ「ハナさんのあかいぬの」原画展も先週末で終了しました。最終日もたくさんの方にみていただくことができました。
なとりちづさん、大友康夫さん、福音館書店さん、そしていらしてくださった皆さん、ありがとうございました。
寒い2月をあたたかい気持ちで過ごすことができました。

今、ティールームは函館の木版作家 佐藤國男さんの木版画を展示販売しています。
宮沢賢治の世界に惹かれ、木版画を彫り続ける佐藤國男さん。新作も多数届きました。
どうぞお楽しみください。
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3月のティール・グリーンは、
3月12日(木)上遠恵子さんのお話を聴く会           定員になりました!
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レイチェル・カーソン/著 上遠恵子/訳 新潮社 本体1400円
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上遠恵子/著 翔泳社 本体1500円

レイチェル・カーソン日本協会会長、エッセイストであり『センス・オブ・ワンダー』の翻訳をされた上遠恵子さんから、レイチェルのこと、私たちへのメッセージなどをお話ししていただきます。
 ●時 間 10:00〜12:00
 ●定 員 20名(要予約)
 ●参加費 500円(お茶付き)  
 
3月17日(火)〜4月30日(木)エクスプランテ「春らんまん 紋切りで花あそび展」
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ご近所の出版社エクスプランテの人気シリーズ「紋切り型」の展示です。
紙を折りたたんで型紙のとおりに切り抜き、そっとひらくと美しい日本の紋が!
江戸時代から続く切り絵遊び「紋切り」。人と自然のいとなみを写してきた美しい「文様」、小さな「かたち」に込められた先人たちの思いを知り、暮らしの中に「紋切り」を取り入れてみませんか。
今回は『花之巻』を中心に、春らんまん・桜を楽しみましょう。

3月21日(土・祝)10:30〜12:00             定員になりました!
もんきりワークショップ「紋切りで春のおたよりを作りましょう!」
 ●講 師 エクスプランテ 松田牧恵さん  ●講習料 500円(材料費込み)
 ●定 員 15名(5歳以上・要予約)   ●持ち物 はさみ

3月21日(土・祝)小さな童謡コンサート 〜春のまき〜      定員になりました
昔ながらの童謡やわらべうたを、ウクレレやトイピアノなどちっちゃな楽器の音と一緒に楽しみましょう♪
曲目:はるよこい、靴がなる、は、は、はるだよ 他
 ●時 間  14:00〜15:00
 ●演 奏  ヤギの会(永田由利子さん、早田理恵さん)
 ●定 員  15名(赤ちゃんから大人まで・要予約)
 ●参加費  300円(ちっちゃなおみやげ付き)

3月28日(土)おはなしの会                   申込受付中!
 ●時 間  11:00〜11:30
 ●定 員  15組くらい 3歳以上から
 ●参加無料、要予約
 ●ゲスト  曽根陽代さん 

4月4日(土) 第26回コガモ句会                申込受付中!
 〜俳人 土肥あき子さんを囲んで句会をしよう〜
 ●時 間  19:00〜20:30
 ●会 費  1000円(お茶・お菓子付き)
 ●定 員  20名(要予約)
 ◆◆◆ 土肥あき子さんから ◆◆◆
 あたたかったり寒かったり、まだまだ油断ならない陽気が続きますが、次の句会は4月4日。翌日から二十四節気の清明(せいめい)が控えています。万物が明るく陽気になるという意味ですから、きっと本格的な春の到来に心が躍っていることでしょう。ぶらんこ、遠足、磯あそび、さえずり、猫の子、しゃぼん玉。どれも見ているだけで楽しくなる春の季語です。春の夜のひととき、ご一緒に五七五と指折ってみませんか?


店頭の本棚にも春の本がふえてきました。吹く風はまだまだ冷たいですが、春はすぐそこまできています。春よこい 早くこい

 

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by teal-green | 2015-03-04 23:35 | 村長の日記2015