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年末年始の営業について

 12月3日(火)から始まった「たかおゆうこ クリスマスのしごと」も、27日(金)に終了しました。奥行きのある美しい色彩の原画から、こねずみやハモのささやきが聞こえてきそうでした。『クリスマスのりんご』のモノトーンの原画からは厳かなクリスマスの風景をみることができました。

たかおゆうこさん、徳間書店さん、福音館書店さん、ライヤーコンサートの「アンジェリカ」の皆さん、影絵で語って下さった翻訳家の多賀京子さん、そしていらして下さったたくさんの皆さん、ありがとうございました。

12月29日(日)〜2014年1月6日(月)までお休みさせていただきます。

新年は1月7日(火)より営業いたします。

今年もたいへんお世話になりました。
皆様、良いお年をお迎えください。
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by teal-green | 2013-12-29 01:59 | 村長の日記2013 | Comments(0)

おすすめの本『クリスマスのりんご クリスマスをめぐる九つのお話』

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ルース・ソーヤー、アリソン・アトリーほか/文 上條由美子/編・訳 たかおゆうこ/絵 福音館書店 税込1575円

今日はクリスマスイブ。
皆さん、今頃どのようなクリスマスの前の日を過ごされているのでしょうか?

クリスマスイブの今日は、今回たくさんの原画を展示している『クリスマスのりんご クリスマスをめぐる九つのお話』を紹介します。表紙の絵は九つのお話に登場する人や動物が勢揃いしていて見入ってしまいます。美しい絵です。
この本は、ソーヤー、アトリー、エインズワースなど物語の名手たちが紡ぎだすクリスマスの短編集です。楽しいお話、かわいいお話、クリスマスにおこる奇跡のお話など、心あたたまるお話が九つ入っています。そんな中で私がとくに好きなのが、本の題名にもなっている「クリスマスのりんご」です。

 むかし、ドイツのある町に、ヘルマン・ジョゼフという、年とった時計作りがいました。ヘルマンは小さな家に住み、つましい生活をしていましたが、時計だけはたくさんありました。
へルマンは年をとって、背中が曲がり、おかしな姿をしていましたが、子どもたちはやさしい顔をしたヘルマンが大好きでした。ヘルマンはどんなに仕事がいそがしくても、子どもたちの壊れたおもちゃやお人形の修理をしてあげていたのです。お礼のお金ももらわずに。
 
 ずっと昔から、その町に住む人たちは、クリスマスになると、大聖堂の聖母マリアとおさな子イエスに、贈り物を捧げるのが習わしになっていました。人々はその日に素晴らしいものを持っていけるように、一年の間お金をためていました。そして、人々の間では、他の贈り物よりも、おさな子イエスを喜ばすものがあると、イエスはマリアさまの腕の中から身を乗り出して、その贈り物をおとりになるという言い伝えがありました。

 ヘルマンもいつか贈り物を持っていきたいと思い、密かに作っている時計がありました。長い時間をかけて苦労して作りました。その年はふつうの時計を作るのをやめてクリスマスに間に合うように作りました。売りものの時計がなくなったので、食べるものもなくなっていきました。でも、出来上がった時計は美しい時計でした。

 とうとう、クリスマスの、前の日になりました。朝から何も食べていないヘルマンは、さいごのお金で、クリスマスのりんごをひとつ買いました。その時、隣の家の子どもがおとうさんが怪我をしてツリーやお菓子やおもちゃを買うためのお金がなくなってしまったと言って泣いていました。それをきいたヘルマンは、贈り物の時計を手放すことにしたのです。

 残っているのはクリスマスのりんごだけ。ヘルマンは、自分の二日分の夕飯となるりんごをイエスさまに持っていくことにしました。祭壇の前にはたくさんの素晴らしい贈り物が山と積まれていました。そんな中、ヘルマンが手にクリスマスのりんごをしっかり握り、祭壇への通路を歩いていくと、「恥知らず!」という人々のことばが聞こえてきました。ヘルマンは、深くうなだれ、よろよろと祭壇までの階段を上がっていくと・・・

 困った人や子どもたちをやさしく、毎日、毎時間、祈ることを忘れないヘルマンが捧げたクリスマスのりんごは、どんな素晴らしい高価な贈り物にもまして貴いものだったのです。ヘルマンの毎日の生き方をおさな子イエスはちゃんとみていて奇跡をおこしてくれたのです。

クリスマスイブの今夜、このお話をもう一度読みたいと思います。

よいクリスマスをお迎えください。

e0016830_23582914.jpg今回の「クリスマスのしごと」によせて、たかおゆうこさんにアンケートに答えていただきました。
*子どもの頃のこと *絵本のこと *クリスマスのこと *みなさんへ
クリスマスの絵本や本のお仕事が多いたかおさん。
「私はクリスチャンではありませんが、昔からクリスマスに縁があると感じています。そしてクリスマスを思う時、厳かでやさしい気持ちになります。生きていると、毎日が楽しいことばかりではありません。憂鬱で重たいものを背負っている時もありますし、失ったものを思う日もあります。でも、クリスマスの日だけはそんなことをしばし忘れて、生きていることをまわりの人に感謝する日であったらなあと思うのです。メリークリスマス!」
素敵なことばをありがとうございます。

今日、とっても嬉しいことがありました。
21日のおはなしの会「ろうそくの光による 影絵」に参加して下さった4歳の男の子のお母さまから、嬉しいお話を聞かせていただきました。影絵がとても印象に残ったようで、帰り道で一言「大きくなったら、影絵をして、みんなを喜ばせる人になりたい〜!」とemoticon-0137-clapping.gif
たかおさんと多賀さんの影絵、息もぴったりで本当に素敵でした。
4歳の子にもお話の世界の楽しさが伝わり、そして、皆が喜んでいることもしっかり伝わったのですね。
私にとって、なにより嬉しいクリスマスプレゼントでした。
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by teal-green | 2013-12-24 20:46 | おすすめの絵本 | Comments(0)

12月21日(土)おはなしの会「ろうそくの光による 影絵」

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12月21日(土)の午前11時より、12月のおはなしの会「ろうそくの光による 影絵」がありました。ティール・グリーンでは初めての影絵です。皆さん、どんなかしら?と楽しみに集まりました。
数年前にたかおゆうこさんがドイツで暮らしていた頃、シュタイナーの影絵のセットを買われたそうです。「いつか、影絵を!」と思ってらしたたかおさん、今回、ティール・グリーンの子どもたちのために影絵を制作して下さいました。語りは、翻訳家の多賀京子さん。二人はお友だちです。
何度も打ち合わせをして、プログラムを決め、練習してこの日を迎えました。
プログラムは、
 うた   「あかいとり ことり」
 おはなし 「砂糖ネズミときょうだいネズミ」(『クリスマスのりんご』より)
      「ヨリンデとヨリンゲル」(『グリム童話』より)

ろうそくの揺らぐ光に照らされて写しだされるネズミたちに想像の世界が広がりました。
グリムのお話も影絵にぴったりで、幻想的でした。
多賀さんの落ち着いた語りは子どもや大人を安心してお話の世界に誘ってくれました。
 
真っ暗な中での影絵でしたので、小さいお子さんが怖がらないか心配でしたが、どの子も真剣に見入っていました。
皆さん、ちょっぴりうっとりして余韻を楽しんでました。

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たがきょうこさんとたかおゆうこさん。



最後に子どもたちと一緒に記念撮影をしました。
たかおゆうこさん、たがきょうこさん、そして参加してくれた皆さん、ありがとうございます。

e0016830_9431660.jpgこの日のお花も花屋「wnico」さんにお願いしました。
赤とグリーンが美しいクリスマスの花束でした。







12月22日(日)、23日(月・祝)は、午後1時〜5時の営業です。原画展の最終日は26日(木)です。25日(水)の午後2時過ぎには、たかおゆうこさんがいらしてくださいます。
ぜひ、お立ち寄りくださいね。お待ちしています。
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by teal-green | 2013-12-22 22:55 | 村長の日記2013 | Comments(0)

12月14日(土)クリスマス★ライヤーミニコンサート

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12月14日(土)の午後、「アンジェリカ」の皆さんをお迎えして、クリスマスライヤーミニコンサートが開催されました。
今回、コンサートの前半は、現在 たかおゆうこ「クリスマスのしごと」が開催中ということもあり、原画を展示している『さんびきのこねずみとガラスのほし』をライヤーの調べにのせて読み聞かせして下さいました。この絵本にぴったりの曲を選び、こねずみの可愛さだけでなく、しみじみとしたこの絵本の世界をさらに膨らませてくださいました。最後の曲は「星に願いを」、心に深くしみ入りました。
作者のたかおゆうこさんも、たいへん喜んで下さいました。

後半は、クリスマスの曲を奏でて下さり、最後は皆さんと一緒に「きよしこの夜」をうたいました。

e0016830_23413547.jpgコンサートのあとは、アンジェリカの皆さんとライヤーのことなどをお聞きしながらのティータイム。
この日のお菓子は、王冠を型押したバニラクッキーとねずみの天使のジンジャークッキー、ともに絵本にちなんだクッキーです。そして、もうひとつフレッシュイチゴの入ったケーキでした。
紅茶はアップルティー。


2時、4時ともに満席となり、たくさんの方にライヤーの演奏を楽しんでいただきました。
今回で3回目のクリスマスライヤーミニコンサート、年の瀬の気忙しい時期ではありますが、ライアーの澄んだ音色を聴きながら、しばしゆったりした時間を過ごすことができました。
「アンジェリカ」の鈴木知佐子さん、宮坂麻里さん、守山由美子さん、縄 香さん、たかおゆうこさん、そして参加して下さった皆さん、ありがとうございました。

たかおゆうこさん
e0016830_0311749.jpg12月21日(土)のおはなしの会「ろうそくの光による 影絵」のリハーサルのためにたかおゆうこさんがいらして下さいました。
ろうそくのやさしい灯りに照らされ、たかおさんが制作した影絵とたがきょうこさんの語りで、とても幻想的なおはなしの会になりそうです。どうぞ、お楽しみに!
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by teal-green | 2013-12-17 00:48 | 村長の日記2013 | Comments(0)

12月のティール・グリーン

             12月3日(火)〜12月26日(木)
          たかおゆうこ
          クリスマスしごと

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12月3日(火)〜12月26日(木)たかおゆうこ「クリスマスのしごと」

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たかおゆうこ/作 徳間書店        たかおゆうこ/作 福音館書店
                          ルース・ソーヤー、アリソン・アトリー/文                               上條由美子/編・訳 たかおゆうこ/絵 福音館書店

 12月3日(火)から始まった たかおゆうこ「クリスマスのしごと」、先月刊行された『さんびきのこねずみとガラスのほし』をはじめ『ハモのクリスマス』『クリスマスのりんご』の原画を展示しています。
鮮やかな色彩が美しい たかおゆうこさんの「クリスマスのしごと」をお楽しみください。
各作品の中のかわいい挿絵のジークレー版画(直筆サイン入り)や缶バッジも販売しています。
サイン本もあります。

関連イベントとして、
クリスマスライヤーコンサート                     受付中!
 12月14日(土)★午後2:00〜 ★午後4:00〜
 恒例の池末久が原ライヤー教室上級者「アンジェリカ」の皆さまのクリスマスコンサートです。今回は、ライヤーの美しい調べにのせて『さんびきのこねずみとガラスのほし』の朗読もお楽しみください。たかおゆうこさんもいらっしゃいます!
 大人 1000円  子ども 800円(お茶・お菓子付き) 各回15名(要予約)

おはなしの会「ろうそくの光による 影絵」           定員になりました!
 12月21日(土)午前11:00〜11:30
 たかおゆうこさんの影絵と多賀京子さんの語りで楽しむ、幻想的なおはなしの会です。 
 参加無料 親子で15組位(3歳以上から・要予約)

12月17日(火)〜12月24日(火)クリスマスセール 
 洋書・カレンダー・カードなど15%OFF
12月22日(日)・23日(月・祝)は、午後1:00〜5:00の営業です。
年内は12月28日(土)まで、新年は1月7日(火)より営業します。

12月のケーキセット
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今月のケーキは、フレッシュりんごとドライフルーツ入りのクリスマスケーキ、アップルティーの茶葉が入っています。
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by teal-green | 2013-12-05 23:20 | 村長の日記2013 | Comments(0)

12月3日(火)たかおゆうこ「クリスマスのしごと」始まりました。

             12月3日(火)〜12月26日(木)
          たかおゆうこ
          クリスマスしごと

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12月3日(火)より、たかおゆうこ「クリスマスのしごと」が始まりました。
最新刊の絵本『さんびきのこねずみとガラスのほし』(徳間書店)をはじめ、『ハモのクリスマス』『クリスマスのりんご』(ともに福音館書店)の原画を展示しています。
作品によって、水彩画、パステル、モノトーンと手法も様々で、たかおゆうこさんの多彩な作風をお楽しみください。

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(左)たかおさんの絵本や読み物が並んでいます。サイン本もあります。
(右)たかおさんが羊毛で作ったのねずみの家族。絵を描くにあたり、大きさや実感を感じるためにラフに羊毛で作ってみたそうです。 お父さんのエプロンは子どもの古い給食用のナプキン、お母さんのは、古いお人形さんの洋服からとったものだそうです。こののねずみたちを見ていると、本当に生きていて今にも動き出しそうです。ほのぼのとしたねずみの家族のあたたかさが伝わってきます。 ぜひ、かわいいのねずみの家族に会いにいらしてくださいね。

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今回、『さんびきのこねずみとガラスのほし』や『クリスマスのりんご』の中の挿絵の、ジークレー版画も販売しています。額付きで、7350円〜です。









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きれいなの缶バッヂも1個 200円で販売しています。
10種類あるので、自分のお気に入りをさがすのも楽しいですよ。






たかおゆうこさんの「クリスマスのしごと」、どれもあたたかく、優しい気持ちになるものばかりです。ぜひ、お楽しみください!
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by teal-green | 2013-12-04 23:48 | 村長の日記2013 | Comments(0)