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誕生60周年記念「ミッフィー展」に行ってきました。

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4月26日(日)の10時過ぎに、銀座松屋で開催されている誕生60周年記念「ミッフィー展」に行ってきました。たくさんの人でしたが、それでも原画を目の前にして観ることができました。

うさこちゃんが60歳!?

1955年6月21日にオランダの絵本作家 ディック・ブルーナさんの手によって生まれた小さなうさぎの女の子は、オランダ語で「うさちゃん(小さなうさぎ)」を意味する「nijntje」(ナインチェ)と名付けられました。やがて「ミッフィー」「うさこちゃん」という名前で世界中で愛されるようになりました。無駄のないシンプルな線から伝わるあたたかさが、子どもはもちろん大人の心もひきつけます。

今回、初めて描かれた「ファースト・ミッフィー」(『ちいさなうさこちゃん』第1版)の原画をはじめ、ブルーナさんの初期作品、原画やスケッチ、絵本には使われなかった原画、制作資料など約300点が展示されています。ブルーナさんが描いた油彩画も素敵でした。ブルーナさんがひと筆ひと筆描いていく動画は食い入るように見てしまいました。

とくに目を惹いたのが、奥さんのイレーネさんのために描いた「朝食メモ」。
早起きのブルーナさんは、自転車でスタジオに向かう前に自宅のテーブルの上にイレーネさん宛に「朝食メモ」を置いて出かけたそうです。前の日のできごとや、お天気のことなどそっと伝える一枚です。
素朴なスケッチのメモから、ブルーナさんの家族との幸せな時間が伝わってきました。うさこちゃんを読むたびに感じる安らぎは、こうしたブルーナさんの家族との時間から醸し出されたものなのですね。
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「ファースト・ミッフィー」が表紙になった図録も見応え、読み応えのあるものです。
奥さんのイレーネさんへのインタビューは貴重です。

「ミッフィー展」は5月10日(日)まで。
店頭にて割引券をお渡ししています。


4月25日(土)に行われたティール・グリーンのおはなしの会でも、今回限定出版された『うさこちゃんのたんじょうび』の大型絵本を読みました。2冊並べると大きさの違いがよくわかります。
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福音館書店 本体1500円

今日はうさこちゃんの誕生日、お父さんお母さん、お友だち、みんなでお祝いをしてくれます。
誕生日って楽しいことがいっぱいの特別な日。こんなふうに穏やかでやさしい誕生日が過ごせたらいいですね。
ミッフィー誕生60周年を記念して、限定出版された『うさこちゃんのたんじょうび』の大型絵本。ブックデザイナー祖父江慎さんがデザインしたメッセージカードとシールが特別付録としてついています。(ブルーナさんは手紙が好きなんですって)
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ゲストの吉田靖子さんは、『ピッキーとポッキー』(あらしやまこうざぶろう/作 安西水丸/絵 福音館書店)を読んでくれました。おはなしは『かめくんの仕事さがし』(『ライオンとやぎーアジア・太平洋の楽しいお話』こぐま社 より)。
楽しいひとときでした。

おまけの一枚
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この日、参加してくれた5歳のKくん。持っていたポシェットに目が釘付け! なんと『エルマーのぼうけん』のエルマーとりゅうがアップリケされているのです。ポシェットの脇などを縫うところから自分で作ったとのこと、すごいですね。思わず記念撮影させてもらいました。素晴らしい!



by teal-green | 2015-04-26 17:02 | 村長の日記2015


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