7月26日(土)山口マオさんギャラリートーク&サイン会

7月26日(土)うだるような暑さの中、千葉県の千倉から、山口マオさんが大きなスーツケースと大きな楽器(?)を抱えていらして下さいました。
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この日は、定員を超す25名の方が参加して下さいました。まるで満員電車のようでした。山口マオさんと最前列の方との距離も1メートルもありませんでした。
皆さん、開始時間のずいぶん前から集まって下さり、トークが始まる前からすごい熱気です。
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幼稚園の時に描いた絵を見せて下さったり、マオさんのイラストが描かれたTシャツを着た宮澤りえさんの写真など若い頃のイラストレーターとしてのお仕事を見せていただいたりしてから、いよいよ絵本のお話になりました。
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最初は、『わにわにのおふろ』。参加者の方に読んでいただきました。(写真は読み聞かせに合わせて絵本を見せて下さるマオさん)皆さん、読み聞かせの活動をなさっているのでしょうか? 楽しそうに読んでいました。
「わにわに」の誕生秘話やワニの生態の話、小風さちさんとのエピソードなど興味深いお話ばかり。
『わにわにのごちそう』の読み聞かせとお話のあとの、
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『わにわにのおでかけ』では、なんと薩摩琵琶が登場しました。大学時代から弾き始めたそうです。
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琵琶語りによる『わにわにのおでかけ』。祭の夜のお出かけ、橋を渡るシーン、虫の声などが、琵琶の演奏とともにマオさんが詠い上げられました。素晴らしい琵琶語りでした。
『わにわにのおおけが』『わにわにとあかわに』と続き、
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『でんしゃごっこ』『あむ』『あむとあおいリード』はマオさんご本人が読み聞かせして下さいました。胸に迫るものがありました。『わにわにのおでかけ』に登場している黒い犬はあむではなくムンクでした。
そして、いよいよ版画の刷りの実演です。
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マオさんの大きなスーツケースの中から、版画の道具がたくさん出てきました。子どもたちには初めて見るものばかり、皆かぶりつくようにして見ていました。マオさんの手際の良い手の動きに目が釘付け。
マオ猫などの刷りを見せていただいたあと、いよいよわにわにの登場です。
何が出てくるのかな?
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最初、赤い点が現れ、だんだんグレイのハサミの先、水色のハサミの握りの部分、黄土色の段ボールなどが加わっていき、緑のわにわにが現れました。のっぺりしたわにわにです。
最後に、黒いわにわにの模様の線の刷りです。和紙が版木からめくられて現れたのは、
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私たちの大好きな、あの「わにわに」でした! 思わず、皆さんから「でたー!」という声がかかりました。『わにわにのおおけが』のなかの1枚です。
ひとつの色に3回は刷るので、1枚の絵ができあがるのに何十回と刷ることがわかりました。
今回見せていただいた絵も7色なので21回も刷りをくり返してました。
でも、まったくぶれることなく刷り上げられるのを見て「すごーい!」の声があがりました。
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版木と刷り上がった作品を手にするマオさんに、拍手喝采!
わにわにの誕生に立ち会え、皆さん大満足でした。

サイン会でも、
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一人一人、丁寧に希望を聞いて下さり、皆さん嬉しそうに絵本を抱えて帰られました。

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わにわにとあかわに、かわいいですね。世界に一冊、自分だけの本です。作家さんから手渡された本は一生の宝ものとなることでしょう。

e0016830_09579.jpgこの日のお菓子は、カスタードクリームの上にみかんジュレがのった冷菓です。









猛暑の上、満員電車状態の会場だったので、気分が悪くならないか心配だったのですが、山口マオさんの熱のこもった講演、琵琶語り、版画の実演と盛りだくさんの内容に皆さん暑さを忘れるほどだったのではないでしょうか。
山口マオさん、参加してくださった皆さん、サイン会にいらして下さった皆さん、ありがとうございました。
原画展は、8月2日(土)まで続きます。
ぜひ、お出かけください。お待ちしています。
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by teal-green | 2014-07-28 00:31 | イベント情報


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