おすすめの絵本 「わにわに」シリーズ

           山口マオ原画展
            ーわにわにとなかまたちー
           7月8日(火)〜8月2日(土)

7月8日(火)から開催中の「山口マオ原画展ーわにわにとなかまたちー」、たくさんの皆さんに迫力のあるマオさんの原画を観ていただいています。
今回、紹介するおすすめの絵本は、子どもから大人にも人気の「わにわに」シリーズです。

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        小風さち/さく 山口マオ/え 福音館書店 本体800円
2000年6月に福音館書店の月刊絵本「こどものとも年少版」として発行された『わにわにのおふろ』で、愛すべきわにわにが誕生しました。

一見、恐そうな“わに”なのに、仕草がかわいくてどこか憎めない“わにわに”。
最初、お風呂場に入っていくわにわにを見て「ドキッ」としますが、自分でお湯をはり、おもちゃで遊び.あぶくをとばし、シャワーをマイクに見立てて歌をうたい・・・
最後、お風呂から上がり、オレンジジュース(?)を美味しそーにストローで飲むわにわにを見て「かわいいー!」

そして、もうひとつこの本にひきつけられるのが、楽しい擬態語です。
きゅるり きゅるり じゃば じゃば ずる ずり じょろろーん ぐにっ ぐなっ・・・
ふだんあまり聞き慣れないこれらの擬態語、声に出すと新鮮な響きが心地よいうえに楽しくて、今では「ずる ずり」と聞くと、「あっ、わにわにがやってくる!」とわかるほどです。

小風さちさんのユーモアたっぷりの楽しい言葉と山口マオさんの描く力強く愛嬌のあるわにわに。
木版画で描かれているのも、恐そうなわにわにをあたたかみのあるキャラクターにしているのでしょう。

この愛すべき「わにわに」は、子どもたちの心をしっかりつかみました。
そして、第2作は、
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        小風さち/さく 山口マオ/え 福音館書店 本体800円
2002年9月に「こどものとも年少版」としてでました。

ナイフとフォークを持ってちょっと不気味な(?)笑顔のわにわに。
お腹がすいたわにわにが、「ずり づづづ ずり づづづ 」と台所に入っていくと、冷蔵庫から鶏肉を出し、フライパンで焼きました。
上品にナイフとフォークで食べると思いきや・・・なんと「がふっ がふっ がふっ むちゃ むちゃ むちゃ」!
ミルクはひっくり返すし、お皿は落とすし・・・決してお行儀が良いとは言えませんが、おしまいのお腹を見せて幸せそうに寝ころぶわにわにを見たら、「よかったね!」って言いたくなりますね。

わにわには、プリンやいちごジャムが好きらしい、わにわにが使っているマグカップにはワニの絵が描いてある、わにしょうゆを使っている、・・・などと楽しい発見がいっぱい!

わにわにの食事風景に「わにわにったら〜」と言いつつも、ちょっぴり親近感を覚える子どもも多いのではないでしょうか?
憎めないわにわにです。

そして、第3作目は、 
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        小風さち/さく 山口マオ/え 福音館書店 本体800円
2004年9月にでました。

がま口を持って嬉しそうなわにわに。
今回は、夏の終わりのお祭りに出かけます。

眠れない夜、外に出ようとすると、「おや、みんなどこかへいくぞ」「ついていこう」
「ずり ずり づづづ ずり ずり づづづ」
橋を渡ると、そこではお祭りが!

わた菓子にたこ焼き、おめん、金魚すくい、ヨーヨー釣り・・・お祭りのおしまいは花火。

ヨーヨーを持ったまま眠ってるわにわに、きっとお祭りの楽しい夢を見ているのかな?

絵の中に黒い犬を発見!
“あむ”かな?

祭の提灯に「海猫堂」を発見!
全部、実在のお店かな?

絵の中に楽しい発見がいっぱい!

今回の原画展でも、『わにわにのおでかけ』を手にする子どもが多いです。
図書館で何度も借りているそうで、サイン本を嬉しそうに買っていってくれました。
笑顔がかわいいわにわにです。

そして、第4作目は、
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        小風さち/さく 山口マオ/え 福音館書店 本体800円
2006年7月にでました。

今回のわにわには、紙、のり、ハサミを使って何かを作ろうとしています。
 きって おって はって
 おって きって はって
 きって きって きっ!

指を切ってしまいました!
薬をぬって、包帯をまいて、ぐる ぐる、もっとまいて、もっともっとまいて・・・
「よーし よし」

わにわにが作ったものとは?

強そうなわになのに、ホンの小さな傷にぐるぐる包帯、その意外さが笑えます。

今回も、絵の中に楽しい発見がありました。
原画展でも販売している“わにわにマッチ”がさりげなく棚に置かれています。
お出かけで持っていったがま口もちゃんと置いてあります。

この絵本は、大人に大受けです。
店頭で紹介しながら、皆で大爆笑です。
仕草がかわいいわにわにです。

そして、第5作目は、
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         小風さち/さく 山口マオ/え 福音館書店 本体800円
2009年7月に出ました。

ついに、わにわにに友だちができました!
それも、ある日突然、家の中に現れたのです。

小さな赤いわに、あかわにです。“クィ・・・”といって現れました。

カシャカシャ、わにわにの行くところについていきます。
台所でプリンを食べて、お風呂で泳いだり、潜ったり・・・
口をあけてひなたぼっこもしました。

とぷとぷ ゆうひがしずみます。(素敵な言葉の響きですね。)

一番星が光る頃、あかわにはカシャカシャ帰っていったのです。

あかわにはどこからきたのかな?
突然現れたあかわにを、ごくごく自然に受け入れるわにわに。
ふたりがともに過ごす時間があたたかい視線で描かれています。
友だちっていいな〜

あかわにが帰り、ひとり「コン コン チャ コン コン チャ」とけん玉遊びに興ずるわにわに、なんだか幸せそうなのです。
友だちができてよかったね、わにわに!

というわけで、全5冊、箱入りのセット販売もされました。
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プレゼントにいかがでしょうか。

26日(土)13:30からのギャラリートークは定員となりました。ありがとうございます。
15:00からのサイン会は、どなたでも参加できます。たくさんの皆さんのお越しをお待ちしています。
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by teal-green | 2014-07-23 01:35 | おすすめの絵本


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