9月21日いわさゆうこさんのギャラリートーク&サイン会

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 さわやかな秋晴れの9月21日(土)の午後、いわさゆうこさんのギャラリートーク&サイン会が行われました。
私たちが毎日いただいている野菜たちを瑞々しく活き活きと描かれるいわささんから、「いわさゆうこの絵本の世界」というテーマでお話をしていただきました。

e0016830_11354592.jpgこの日、用意したいろいろな“なす”。
いわさんが手にしているのは、熊本の長なすです。九州ではなすといえば長なすだそうです。キャベツ、なす、だいこん、このシリーズでは、それぞれの野菜の特長や日本各地の分布についても載っています。この長なすももちろん『つやっつや なす』に登場しています。




e0016830_1138410.jpg童心社の「どーんとやさい」シリーズの若い編集者の永牟田律子さんがシリーズ誕生のきっかけを話して下さいました。
初めての息子さんのために料理をしたり、息子さんがご実家の菜園で楽しむ姿を見て、ただの知育絵本ではなく、元気で土の香りのする野菜の絵本を作りたいと思われたそうです。そして、いわささんの絵でお願いしたいと依頼をしました。いわささんもその熱意に心を動かされました。


e0016830_23212667.jpgいわささんも、野菜は植物であり、元々は野草であったはず、この野菜がいったいどこからきたのか知らないまま食ブームに踊らされているのではないか? 野菜の姿を見つめるきっかけになってほしいと思われ、引き受けられたそうです。
いわささんから、野菜についての資料を見せていただきながら、キャベツ、なす、だいこんのお話をしていただきました。



e0016830_1135215.jpg『きゃっきゃ キャベツ』の中に“あおむし”が2匹かくれているそうです。
皆さん、さがしてみて下さいね。








e0016830_23461516.jpgこの「どんぐりノート」と描かれた冊子は、まだいわささんの息子さんたちが小学生の頃、仲間の親子さんたちとテーマを決めて山歩きをしていた時に、この「どんぐりノート」を作成して皆さんに配布したそうです。中を見てビックリ! 私たちが今読んでいる文化出版局の『どんぐりノート』とほぼ同じなのです。『どんぐりノート』の原型となる作品なのですね。『どんぐりノート』などのノートシリーズは地域活動からうまれた絵本だったのです。


e0016830_23553742.jpgそして、最後に『うみにあいに』(アリス館)のお話で、2011年3月、当時の新聞を見せていただきながら、いわささんのふるさと宮城県山元町のことをお聞きしました。絵本で描かれている海辺の町です。「当時の悲痛な思いを忘れないで!」「ふるさとを喪失するということを考えてほしい!」との言葉が胸に迫りました。




e0016830_11395963.jpgトーク&サイン会が終了後、皆で記念撮影をしました。
いわさゆうこさん、童心社の編集者 永牟田律子さん、中山佳織さんとご一緒に。皆さん、ありがとうございました。
参加して下さった皆さんもありがとうございました。




e0016830_15341721.jpgこの日のティータイムは、『きゃっきゃ きゃべつ』にちなんで「シュー・ア・ラ・クレーム」とアッサムティー。
「シュー」はフランス語で「キャベツ」、「クリーム入りのキャベツ」です。
カスタードクリームとマロンクリーム、2種のクリームです。


村長のつぶやき
今回の原画展がきっかけとなり、初めていわささんのお話をお聞きすることができました。私たちの身近なところにある野菜や木の実や野の草などがこんなにいきいきと輝いていて、新しい発見がいっぱいあることを教えてくれるいわささんの絵本を子どもや大人に手渡していきたいと思いました。「どーんとやさい」シリーズ、次の作品が楽しみです!

e0016830_11405455.jpgいわささんへの花束、池上にある花屋「wnico」さんが作ってくださいました。「どーんとやさい」の原画展ということで、ナス、トウガラシ、ハス、そしてブロッコリーに見えるのはキャロットフラワーだそうです。
こだわりの“やさいフラワー”、素敵です!
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by teal-green | 2013-09-23 00:55 | 村長の日記2013


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