今週のおすすめの絵本 「風の島へようこそ くりかえしつかえるエネルギー」

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    アラン ドラモンド/さく まつむらゆりこ/やく 福音館書店 税込1365円

 デンマークの小さな島(サムス島)で取り組み成功した「自然エネルギー100%プロジェクト」。島内に立つ風車からの電力や、農業廃棄物を燃やして得られる熱などの「自然エネルギー」によって、島の人々が使う電力をまかなうことに成功した実話の絵本です。明るくさわやかなイラストがエネルギーのことをよりわかりやすく伝えてくれまます。

 「いくら使ってもなくならない自前のエネルギー源を持とう」。小さな島の大きな挑戦は、ソーレン・ハーマンセンさんのそんな問題提起から始まりました。最初から、島の人たちの理解を得られたわけではありません。あちこちで何度となく集まりを開き、話をするうちに、島の人たちは少しずつハーマンさんの話に耳を傾けるようになったのです。そして、巨大な風車を作る大きな計画だけではなく、自分たちができる身の回りの小さなことから考え始めました・・・

 昨年の原発事故後、私たちの意識もずいぶんと変わりました。大飯原発が再稼働した今、私たちは真剣にエネルギーについて考えていかなくてはと思います。この絵本を通して、お子さんとエネルギーについて、自分たちができることについて、話してみませんか。


 
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by teal-green | 2012-07-10 09:20 | おすすめの絵本


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